デュエルマスターズ①

デュエル・マスターズFE 第2巻 (コロコロドラゴンコミックス)

認めよう。この漫画を所謂「クソ漫画」に分類するその根拠はとりあえず認めよう。確かにどーしよーもない漫画だ。だが…だがちょっとまって欲しい。この漫画を全否定するのはちょっと待って欲しい。ちょっと心を広くしてこの作品の中にある「SWORD BREAKER」的*1な部分だけは認めてあげてもいいのではないだろうか。というか認めやがれコンチクショー。


アフターRアフターレボリューションとは、
エーから始まり最強のゼットで終わる不亜家ふあけ26人の決闘者デュエリスト
その中で、ザキラさまを守るため選ばれた者!
その実力はケタちがい!!
そう、三年前ザキラさまと共に世界を混乱に陥れたほど…。
動けば……、
バベル』『トト』『ホワイト』『キサナドウ』『イエスマン
再び世界中の決闘者デュエリストが消える事になる!!!
そしてここスペインには R&Sリッチアンドシズカが、やってくる!!
氷の心のアイスハート決闘者デュエリストサイレントシズカと……、暴富豪ぼうふごうリッチ!!

恐ろしく偏差値の低い設定*2。こんなものを大の大人が大真面目に考えるのは確かにどうかしている。だがそこにこそ道があるのだと僕は訴えたい。この漫画が色々と―例えば単調極まりないデュエル面とかが―どーしよーもないのは僕も認めるが、それでもこの3ページに関しては100点をあげたい。だって「暴富豪ぼうふごうリッチ」だぜ。「氷の心のアイスハート決闘者デュエリストサイレントシズカ」も相当に頭が悪いが「暴富豪ぼうふごうリッチ」はそれを3ランクぐらい上回っている。「頭文字にRを持つ超強い決闘者」という前提条件から何故に「暴富豪ぼうふごうリッチ」が出てくるのか。理解不能にも程がある。
…しかし本当に発狂しているのは「氷の心のアイスハート決闘者デュエリストサイレントシズカ」の方だった。


何が面白いのか全く説明できないけれど…畜生!おもしれぇよ!

*1:もっと的確な例えがありそうな気もするがなんか出てこない。

*2:もっともこの世には更に偏差値の低い設定であるところの「超特級戦闘員『女神の三十指めがみのさんじゅっし 』の中でもトップクラスの『五本の指ごほんのゆび 』の遥か高みに君臨する『三大神器さんだいじんき』」なんてのもあったりするわけだが。マテリアルパズルの八巻は本当に熱い。むしろ八巻まででいい。