神は投げ捨てるもの

STOR-JP0XX
「極神皇ロキ」星10 闇 魔法使い族・シンクロ 3300/3000
「極星霊」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分のバトルフェイズ中に相手の魔法・罠カードが発動した時、その発動を無効にし破壊する事ができる。フィールド上に表側表示で存在するこのカードか相手によって破壊され墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する「極星霊」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する罠カード1枚を選択して手札に加える事ができる。

今更三幻神に特別もクソもないとは思うんだけど、三邪神の例に倣ったということなのかな。迂闊に出しちゃうと神のバーゲンセールになりかねないことを思えば妥当かも。だいたいが、「神のカード」はその性質上決闘者を堕落させる存在であるというのは『遊☆戯☆王』及び『遊戯王R』で散々示されているわけで。延々と神自慢しまくってるハラルドにヘタレ神マリクを思い出した方々も多い筈。神の絶対性をアピールしようとすればするほど戦術『神』になるわけで。私に言わせれば、演出上絶対に倒されないモンスターなんて有り得ない以上、やれ広範囲の効果耐性だやれ無限の復活能力だ、そういう破られる為に存在する無敵の盾なんてのは、使い手に強調させれば強調させるほど哀れにみえる。三幻魔はOCG準拠になってからの方が人札共に輝いていただろ?

しかし今週、案の定「俺達とは格が違う」発言で垂直落下式ブレーンバスターの下準備を施された持ち上げられたハラルドはつくづくかわいそうな決闘者。世界トップクラスの肩書と神三体というアドヴァンテージを持ってしまったが故に、勝って当たり前、負ければ確実に後世の笑い物となる罰ゲーム。しかも相手は不動遊星。機皇帝ワイゼル∞との初戦やチームユニコーン戦等、「もう負けていいんだよ。いや、負けた方が美味しいから、マジで」という局面で空気読まずに勝っちゃう決闘者。勝率1%の罰ゲーム。友人曰く「例の曲が流れたら終わりなのでハラルドが勝つには音響から弄るしかない」。