今週のテニスの王子様(Genius338悪魔デビル)①

「ブン太・ジャッカル・柳生が事実上の戦力外通告を受けるような状況に至ったことを考えると、何だかんだいって決勝に上がるのは名古屋の外国人軍団の方だろう」等と考えるのは早計だと言わざるを得ない。何故なら「オーダー」など許斐剛の手に掛かればどうとでもなるからだ。

・ほんの一例

「それでは中学テニストーナメント全国大会決勝戦のルールについて御説明しましょう。既に決勝進出は立海大付属と青学とで決定しました。ですが、両校がまともにぶつかり合った場合どれだけの被害が出るか未知数です。そこで、この決勝では両軍三人ずつ精鋭を選び出して雌雄を決することにしました。つまり相手のテニスプレイヤー3人を倒した方がこのテニストーナメントの優勝校となるのです!!」
「では立海大付属三人のテニスプレイヤーを紹介します!!」
悪魔赤也デビルあかや !!」「豪帝真田ごうていさなだ !!」「宇宙幸村スペースゆきむら!!」
「オオ――――――――――――――――ッ!!」
「さあ 青学側も選手三人を選抜しなさい」
「ふ 不二先輩〜っ!!お 俺達はだれが出るんですかーっ!!」
「ひとりはこの僕だ」
「ふ 不二〜〜〜っ!!」
「そして 当然この俺が行く!!」
「せ 青学三年生部長 手塚国光――――っ!!」
「あとひとり…あとひとりはだれだ!?」
「先輩達には申し訳ないッスけど…どうあってもここは俺にまかせてもらいますよ」
「え 越前リョーマ〜〜〜っ!!」

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僕が思うに許斐先生は「立海と外国人の内どちらと闘わせた方がより面白くなるか」ぐらいの思考回路で動いているような気がする。従って「オーダー上の帰結」とかそんなチャチな読みでは許斐先生の思考には決して付いていけないのが明白…僕等はそろそろ学ぶべきだ。千歳―金太郎現象からもっと多くのことを学ぶべきなのだ!