デュエルとは何か。

なにやらankさんが日和っているようなので、一度デュエルとはどういうものなのかを教授する必要がありそうだ。このクソ忙しい中、とっくの昔に一線を退いた人間の手を煩わせるとは、世話の焼けるお人だよ全く。だがコレを見れば『異世界ワープ』程度でグダグダ言うこともなくなるだろう。



まず最初に言っておくが、僕にとっての一般的なデュエル風景とはコレである。この際はっきり言わせて貰おう。「異世界だからどうした」と。そもそもデュエルにおいては前田光世方式が常識であり、従って「何時でも何処でも誰とでも」デュエル出来なければカードで生きる者としては失格である。そしてそれは、異世界がデュエルの舞台だったとしても何ら例外はなく、従ってそれは何ら驚きをもたらすような事ではない。皆この辺についてはよくわかっていないようなので、ここで改めて明確な定義づけを行っておこう。「デュエル(Duel)」とは「競技」の事を意味しない。「デュエル(Duel)」とは「果し合い」を意味するのだ。

 
デュエルにおいては逐一呪文を唱えるのも命がけ。マテリアルパズル三大神器『真紅虎龍牙』*1を発動するぐらいの覚悟がなければカードゲーマーは到底務まらない。弱肉強食こそデュエルにおける唯一の法則なのである。僕も昔はよく病院のお世話になったものだ。


時には自らのカードに身を切り刻まれる事すら日常茶飯事である。常に危険と隣り合わせ。それがデュエルに臨むということだ。そこに綺麗事は一切存在しない。力こそが全て。力こそがカードだ。

↑デュエル後の理想風景。敗者は意識不明の重体に追い込まれ、勝者は血と雨に塗れながら暗黒の道を突き進む。これが真の『デュエル』だ。

*1:発動する際逐一頚動脈に指を突っ込まなければならない