ベイブレードGレボリューション①

突然だが、ベイブレードGレボリューション(前半部)の面白い点の一つは『世界大会がリーグ戦』であることだと思う。リーグ戦という形式を採ることによって誰が何処で勝つかが予測がつかない闘いを演出できる(場合もある)のみならず、作品そのものに群像劇としての性質を持たせることができるが、其れは即ち6チーム全てを同時並行的に個性化できるということも意味している。これはベイブレードがそれまで幾つものシリーズを重ねてきたからできることなのだろう。中々に面白い。

せっかくなので出場する全6チームについて軽く紹介しておこう。

BBAレボリューションズ(日本)

  • 特徴:①主役②迷走
  • 監督:『疾風のジン』
  • 女性:普通の女の子

PPBオールスターズ(アメリカ)

  • 特徴:①スポーツ②不仲
  • 監督:人妻
  • 女性:眼鏡っ娘

バイフーズ(中国)

  • 特徴:①百虎族②ライがへタレ
  • 監督:仙人
  • 女性:猫娘

バルデスソルダ(ユーロ)

  • 特徴:①反則②羽根
  • 監督:ワンマン経営者
  • 女性:ロリータ

Fサングレ(スペイン)

  • 特徴:①ベイブレード芸人②タッグ最強
  • 監督:オカマ
  • 女性:姉御

ネオボーグ(ロシア)

★見てわかるとおりネオボーグが熱い。次点でFサングレ。主人公ガン無視のダークホースぶりが楽しい。ある意味で世界大会中盤の裏主人公。逆に主人公が所属する日本チームに一番個性がないのはある意味で仕方がない。群像劇とは得てしてそういうものだ。