クラッシュビーダマン(漫画版)

爆球hit!クラッシュビーダマン 第2巻 (てんとう虫コミックス)

ビーダマンの兵器としての運用を狙う、10万人を超える巨大暗殺組織『禍神』の後継者を決めるトーナメントに無理矢理乱入した玉賀必人は自分こそが禍神の後継者になると宣言する。それこそが禍神の魔の手から父親を未来永劫守れる唯一の方法だったからだ。一回戦第一試合の組み合わせは玉賀必人VS倉木コドウ。だが必人と真っ先に戦いたい荒崎キョウスケはオメガバハムートを用いた無差別攻撃でトーナメント会場を破壊。強制的に必人との決勝戦を開始しようとするが、その際必人を庇って弟子であった片岡テルマが絶命する。怒りに燃える玉賀必人。一方荒崎キョウスケの前には倉木コドウが二丁ビーダマンで立ちふさがるが、荒崎キョウスケの戦闘能力は圧倒的だった。だがそこに必人が乱入。戦いは三つ巴の様相を見せるが…


熱い。何が熱いのか良くわからないがとにかく熱い。故に軽く紹介。
倉木コドウがキョウスケの発射したビー弾丸(←「ビーダマ」と読む)を二丁ビーダマンで打ち落とす辺りがやたら熱い。この辺がさりげなく書かれてある辺りが何故だか熱い。トーナメントをやると見せかけて全くやらなかった辺りも熱い。今まで「的当て」だった筈のバトルが当然の如く本気の殺し合いに変貌しているあたりも熱い。そりゃ、あのビーダマンの形状を考えりゃ当然といえばあまりに当然だが。あれはどう見ても兵器だ。
展開も熱い。必人の行動は無茶だが一応筋が通っている。相手が10万人であることを考えればどうせ無茶なのだから「俺が組織の後継者になって禍神を乗っ取るぜ」作戦はアリだろう*1
しかし三巻はもっと熱い*2

*1:もっとも誰かから戒められるのだろうが。

*2:アニメ終了に伴う打ち切りがちょい心配