扱いに困って返信が遅れました

7:11 boost 先程、エリー対ショウ頭から一気に読ませてもらいました。本当に面白かったです。

こちらで個人的な好みを書く事は甚だ恐縮なのですが、自分はエリーもショウもあまり好きなキャラクターではありませんでした。なんというか二人ともゲームの天才性が強すぎるキャラクター故にか、相手に応じ様々な手法で実にあっさりかつ派手に試合を決めてしまうスタイルと、苦闘の少なさ故かあまり深い内面を見せる事がなく、キャラクターとしての芯が見え辛い様にずっと感じていました。
しかしながら、この度の決闘から、二人が自分の持つベクトルと勝利への欲求を真向からぶつけあう姿勢に二人の「我」の様なものを感じ、二人への私のイメージを覆させられました。ショウとエリーの活躍、今後も期待します。

また、異なった意味で決闘者未満だった二人を「本物」に昇華させた村長さんの話作り。感嘆させられました。(しかも二人のキャラクターと格を殺ぐことなく!)
何度も練直され、非常に苦労も多い決闘だったと思います。本当にお疲れ様でした。

全くまとまらい長文乱文になってしまいましたが、以上、私の感想になります。
健康には十分お気をつけの上、引続き執筆活動頑張って下さい。

アキラ対ユウイチ戦、世界一期待している読者より

感想掲示板を使わないのは別にいい。僕に対しサシで何かを言いたかったのだろう。御丁寧に改行までして、「全くまとまらい長文」という最高レベルに台無し感の高い誤字を誘発してまで、サシで何かを言うことに拘ったのならそれはそれでいい。だがな。だったら、だ。世界一期待しているとか疲れること言う暇あったらまずもって名乗れと言いたい。最悪捨てハンでもいいから名乗れと言いたい。匿名掲示板や匿名ブログなら何の問題もないが*1、個人サイトでのサシでの会話で、匿名のやつに「個人的には〜」とか言われると内容のいかんを問わずにイラッときちゃいます。というか君の筆にかつてのたかのぶ君を彷彿とさせるものがあったのですが同一人物なのかどうかで迷うなどどうでもいい苦労があるので情念込めるときはなんでもいいから名乗ってください。扱いに困ります。完全に神経質な、愚かで心の狭い人間の台詞ですが、言わないよりは言う方が世の中楽しくなる気がしたので言っておきます。さて、小言はこの辺にして……

どうも。「何度も練り直され」というのは確かにそうです。エリーが3戦目と5戦目で《強制脱出装置》を使うくだりなんかはリアルに200回ぐらいパターン照合しました。「AでBでCでおまけにDな攻防」という要件をみたす矛盾や八百長のない組み合わせ、というのは最早作者の力量とかそういう次元ではなく単純に「運よくそういう組み合わせがあるかないか」というレベルの問題。しかし不思議なもんです。200個ぐらい「量」で考えると「質」的に当初の予定より向上しているような気がします(願望込みの錯覚かもしれませんんが)。ただ、一つはっきり言えることとして面白い決闘と矛盾のない決闘というのは高確率で反発しあう。変な話、攻めにまわってミスがでるならそれは今自分が面白いものを書いているからだ、というバロメーター。何度も書き直していると自分の書いているものが面白いかどうかなんて全くわからなくなってくるのでそれを頼りに書いてます。

ショウに関しては最初から「序盤は強さだけで魅せて内面は後々にとっておこう」という思惑でやってました。俗にいうところの計算通り(ニヤリ)というやつです。しかしエリーについては、最初はもっと超然として対戦相手に自覚を促す素晴らしい決闘者(笑)だったのですが書いているうちに「こいつ自身はいったいなんなんだろう。中身とかあんのか」という考えに至りああいう風になりました。つくづくカードゲームは生き物です。2人の格云々についてはずっとこういう双方向性MAXな勝負が書きたかったんで。双方向性という発想については普段から心がけてはいましたが、ここまで徹底してやるチャンスはそうないですから、その分やるだけやりました。面白かったなら僥倖です。こう書くと謙虚にみえますが、カードゲーム小説は「やってみなければわからない」。危なっかしすぎてとてもじゃないが傲慢になる暇がないのです。だからやってて楽しい、かな。

纏めるとそうだなあ。期待されても一々応える人間じゃないですが、まあ、運が良ければ。ありがとございまーす。

*1:非HN文化を否定するつもりは毛頭ない