ドラベースWABC編終了に寄せて

ドラベースの801サイトって存在しないのかな。擬人化とかヘタレた真似は無しの方向で。クロ×シロは言うまでもなく鉄板で定番ですが、意表をついてエモル×クロとか。「○○できない……あのブラックホールに吸い込まれそうで……」*1。我ながら最低の発想だとは思うのですが、ビッグライトとか色々便利ですよね(挨拶)。

衝撃的な展開であったにもかかわらずびっくりするほど面白くなかったWABC編がやっと終わりました。マクロな視点から考えるなら「過去への郷愁(草野球)」と「未来への憧憬(秘密道具)」が両立することによってそれまで爆発力を得ていたにもかかわらず、「現実のWBC」に引っ張られ過ぎたのが失敗要因であったと個人的には考えています。枠に縛られることによる自由度の低下。慣れないことやっちゃうから、結局どいつもこいつも「ヒロシのため」とか「ベイブのため」とか主体性のなさがクローズアップされちゃうの。だいたい、キューバ代表とかコロコロ紙面でどうやってネタにしろというのですか。それともう一つ、ミクロな視点からいえばエーモンド。ドラーズにいたこいつがラスボスの一角としてクロの前に立ちふさがるのが基本的なプロットなんですが、正直いって「ふーん」としか。こいつがドラーズの4番として威厳を保っていたのは極々初期までの話で、WABC直前の試合(改造野球やらサッカー野球やら)ではほとんどネタキャラ扱い。そんなやつにいきなり最強のライバル面されてもこちらとしては心の準備ができていない。「俺はこのチャンスに捲土重来を期す!」とかそんな態度ならまだしも、普通に強敵面してましたからね。いや、そんなこと言われても。全国中学テニストーナメント終了後、実はアメリカ人だった桃城武アメリカ代表のエースとして、リョーマの前に最強の敵として当然のように立塞がるようなもの。違和感バリバリですよ。

*1:※○○には「投球」が入ります。たぶん。