金と時間と試験とテニス

 お金が本当になかった。試験期間中の勝負どころだった所為で時間もなかった。でも、それでも、今週のジャンプは買って読むべきだったなぁ。実を言うと不安だったんだ。もしかして幸村やリョーマがあの程度のテニスで終わるんじゃないかって一抹の不安を抱いていたんだ。いや、勿論9分9厘は信じてたんだ。絶対このままじゃ終わらないって信じてたんだ。で、今週それが報われたんだ。*1だからこそ、買って読むべきだったなぁ、と。勿体ないことをした。試験が憎いぜまったく。2月5日まで戦いは終わらないんだぜ。

 まぁ、立ち読みでもその衝撃は大きかったけどな。その日の論理学の試験、(確率1/2のヤマが外れたもんで半ばヤケになってたことも原因としてあるのだろうが)ギリギリ答案を作れそうな題材について語る際「テニスの王子様」に秘められたレトリックの論理性とかについて大真面目(?)に書くぐらいには、僕のテンションはあがっていたらしい。「通常、『お前こそがテニスの王子様だ』とか言われた場合大抵の人間はドキっとするだろう。テニスに王位は存在しない。だが、これは論理的ではないとは必ずしもいえない」とか、確かそんなノリだったような気がする。キング跡部のことを思いながら思い出し笑いを堪えつつ書いていた自分。一瞬「神の子」とか書きそうになった自分。こんなノリで70分間フルに使い答案を書き上げた自分。*2他にも、日本語のレポートにおいては「越前リョーマの特徴は、テニスの試合中金色のオーラを発することです」とか例文を作ったような記憶がある。うん、アレだ。俺はテニスが大好きだ。

*1:てか、許斐剛は僕らの不安に気がついててたんだよな。あの一瞬、オーラ移動が天衣無縫であったかのようなミスリード。流石だ。

*2:正直、75%くらいの確率で落ちていると自己評価している自分。むしろあれで単位を取れようものなら教授の神経を疑うであろう自分。