私立ポセイドン学園高等部

 若い頃「護身完成」した所為で、真に不快で受け入れ難い漫画には近づけない身体になってしまった*1この僕が、久しぶりに到達できなかった「私立ポセイドン学園高等部」とはいったい如何なる純粋凶器なのか。読みきりの時点では一応最後まで読み切れて、かつ、一回くらいは小さな笑みを浮かべられた筈なのに、この新連載には2週経った後も一向に近づける気配がない。読みきりの時の印象からするとおそらく、不快による受け入れ難さではない筈なんだが……それでも駄目なのか。俺は、アレに近づくことすらできないのか……。*2

追記:或いは、ともすると読んでいたのかもしれない。しかし、その間地球上の誰かがキングクリムゾンを発動していた為に『空の雲は、ちぎれ飛んだ事に気づかず!』『消えた炎は、消えた瞬間を炎自身さえ認識しない!』『村長は、大江慎一郎漫画を読んでいた事を知覚しない!』状態に陥っていたのかもしれない。そう言えば、5頁程読んだ記憶がうっすらとあるようなないような……

*1:本人の意思とは無関係に、オートで新連載を避ける特殊能力。「明稜帝 梧桐勢十郎」や「Mind Assassin」を愛読していた筈なのに「風天組」には最後まで到達できなかった。

*2:別に困りはしないが。うん、困らない。