メタゲームテニス

相手の得意技・戦術・オーダー・弱点を事前に探り当てる『情報庭球(データテニス)』の脅威から逃れるべく新必殺技を温存する傾向*1→データテニスではもはや追いつかなくなった為「サトリ」「インサイト」「才気煥発の極み」といった『洞察庭球インサイトテニス)』で手っ取り早く対戦相手の行動(≒未来)を予測or予知する→行動を先読みされない為には「心を閉ざす」「知り難きこと陰の如し」といった『超越庭球(メタテニス)』のスキルが必須となる(←今ここ!)

「毎回のように新必殺技が登場する全国大会において果たしてデータテニスに価値があるのか?」とは愚問であろう。根底にデータテニスがあったからこそ今の流れが存在するのだ。つまり、メタが一周してデータテニスの時代が再び来る可能性も皆無ではないということになる。『超越庭球(メタテニス)』によって心を閉ざした相手の心をもう一度開く為おおっぴらな『開放庭球(オープネステニス)』*2を行った結果まんまと『新情報庭球(ネオデータテニス)』*3の餌食となる……そんな可能性さえも決して「ない」とは言い切れないのだ!*4

*1:e.g.“天才”不二周助の徹底した秘密主義。

*2:別名『助言庭球(カウンセリングテニス)』。

*3:e.g.鬱病庭球者(ディプレッションテニスプレイヤー)の共感を呼ぶ為、奴等が自らの弱みをチラリと垣間見せたその瞬間、横からネチネチと古傷を掘り当てることにより、鬱に鬱をかけて自滅させる。

*4:多分。