唐突に月刊少年ガンガンの話をするよ
作者が舞い上がりすぎて細部が杜撰になったり、設定遊びが過ぎたり、バトルが茶番化したりしている……と僕が勝手に思い込んでいる第二部(っつーかメモリア魔法陣)以後のマテリアルパズル*1を遂に見放して最近ソウルイーターを読んでいる。いやな、最近面白い気がするんだアレ。錯覚かもしれないけどさ。死武専(学校)という舞台装置が徐々に崩壊して行く様がなんか爽快。性根が(検閲)な大久保先生が遂に我慢しきれなくなったのかもしれない。
死武専ってのは要するに、忍たま乱太郎における忍術学園、遊戯王GXにおけるデュエルアカデミア。NARUTOにおける木の葉隠れの里、スパイラルにおけるブルジョワ学園、炎の転校生における弱肉学園、その他少年漫画における類似例多数*2。つまりは保護区域に指定された閉鎖空間とでも言うべきもの。今までは「それ」が物語における「最終安全装置」のような役割を果たしてきたわけだが、どうやらみんなあそこからいなくなるらしい。こうなるとカオス。危ういが魅力的…うん、危ういんだ。「予め範囲を指定された限定空間」という一種の安全装置が無効化された以上、恐らくはグダグダとの戦いが待っている。*3「ホントは編集部のプッシュなんか無視してやりたい放題好きに本音をブチまけたいんだよくそったれ」感情を抱えている……と僕が勝手に思い込んでいる大久保センセは一体どこまで粘れるか。B壱ぐらい面白くなるといいな。*4