宝玉獣を研究していた時の話

以前あんま面白くない的なことを言ったような覚えがある遊戯王GXだが、ヘルカイザーVSヨハン=アンデルセンはやたら面白かった。そもそもの話として、デュエルをする為だけにあれだけの準備を必要とするところからして面白い。『なんでお前らはゾンビ相手にデュエルの時間を稼いでるんだ?圧力生成だの運動エネルギーだの何をお前らは世迷ってんだ?なんでお前らはミサイルを異次元空間に向かって撃ち込んでんだ?』といった疑問点を無理矢理デュエルに収束させるその意気や良し。そして何よりヘルカイザー。事前に【サイバー・ダーク】がどうのこうの言っておきながら、実戦では『巨大な刺身のつま』の如く【サイバー・ダーク】を使いまわすお前の心意気に惚れた。其処までやるならもう要らないだろ【サイバー・ダーク】。何処まで一発ギャグを極めれば気が済むんだお前は。

【ヘルカイザー】
1ターン目:《天使の施し》発動→墓地に《サイバー・フェニックス》《サイバー・ウロボロス》を叩き込む→《プロト・サイバー・ドラゴン》召還→《オーバーロードフュージョン》発動→《キメラテック・オーバードラゴン》召還→除外された《サイバー・ウロボロス》の効果によって手札交換→効果によってドローした《フューチャー・フュージョン》を即発動。
2ターン目:通常魔法《融合》によって手札の《サイバー・ダーク・ホーン》《サイバー・ダーク・キール》《サイバー・ダーク・エッジ》を正規融合→《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》召還→前ターン《サイバー・ウロボロス》の効果で墓地に送った《ヘルドラゴン》を《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》に装着。
3ターン目:《フューチャー・フュージョン》の効果によって《サイバー・エンド・ドラゴン》を召還→「甘い!サイバー流にとって攻撃力の制限など無意味!」→《パワーロード》発動→《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》《キメラテック・オーバードラゴン》を《サイバー・エンド・ドラゴン》に連結。

今のヘルカイザーなら初期手札6枚による1ターンキルをさも当然といった顔で成し遂げる変態デュエルファイター・緋沼アキラにも勝てるんじゃないかな。*1

*1:不毛にも程がある異種格闘技戦