オリジナルカードのお話

雨で外出不能。よってもう少しどうでもいいことを考えよう。ある意味では遊戯王創作の基本とすら言えるオリジナルカードのお話。諸事情により当たり障りのないことオンリーで行こうか。

議題その1:オリカ全般

強過ぎるオリカは使い手を弱く見せる法則。これについて最も顕著なのは遊戯王Rにおいて《邪神アバター》を操る天馬夜行だが…コイツの場合は作中でハッキリ『単体では今のところ大した事ない』と明示されているので作品としては一応問題ない。問題だったのはやはり闇マリクだろう。壊れたドローサポートと壊れた特殊能力に依存しきった決闘者はカードゲームの特性上なのかどうなのかは知らないがやたら弱く見える…よーな気がする。だが例外もまた存在するのがこの渡世。そしてその例外とは無論ペガサス=J=クロフォードに他ならない。製作者権限で《トゥーン・ワールド》を作ったという人間力には恐ろしいものを感じた。確かに強い。これは強い。間違いなく強い。あれは新しい悪役像だった。

結論:無血有益方法論は禁止カードの方向で。つーかそれ以前の問題として《天使の施し》&《貪欲な壷》*1より優秀なドロー・サポートは美学的な見地或いは実質的な見地から鑑みるにつけ「意地でも作りたくないな」という気にさせられる。精々テーマ・ドロー・サポートを軽目にでっち上げるとかその程度か。「そのテーマデッキ/デュエリストが強いんじゃなくてそのドローサポートが強いんだろ」って言われたら元も子もない。極端な話、30枚引ければ【ターボ折れ竹光】でも勝てるという現実。これが折れの【竹光エクスプロージョン1キル】だぁー!

議題その2:オリカ作成論

問題は…だ。何処からがその「壊れ」に該当するのか…というお話。閃光の宣告者が壊れじゃないと言う事はこの僕にだってわかる。だがそういう問題じゃないよなぁ。何時だったか暇つぶしがてらに適当なデカ物を作ろうとした時「そもそも適当なデカ物ってなんなんだ?」という疑問にぶち当たる。まさかあのカードプール全部を検分した上で一つずつ虱潰し方式でシナジーを考えろってのか?悪夢だな。真正面から行くのはやめにしよう。

結論:そもそも意味もなくデカ物を作ろうとしたのが間違いだ。

*1:確かここら辺は準制限〜禁止辺りを行ったり来たりしてるんだったか。