皇帝杯出場国大紹介
デュエルファイター刃 (3) (Hobby Japan comics)
- 作者: 中村哲也
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2000/02
- メディア: コミック
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・以下雑感
- この手の競技漫画の宿命だが『常識人は勝てない』。イングランドやスペインがその該当チーム。とりあえずイングラドは五体満足で帰れただけ幸運と考えるべきだと思う。仮想空間の海に飛行船が落っこちたぐらい全然OK。スペイン代表なんて全員現実の医療室送りだよ?
- 「なっ何だありゃ?」「浮いてる!?」→浮いているのは日本代表天草薫。デュエルなんだから突然浮いたりもするよ。
- ドイツ代表との試合は「今までにないデュエル」だったので結構衝撃的だった。まさか世界第二位のデュエルファイターがニ連勝した後あんなにあっさり負けるとは思わないじゃないか。
- でもそれがカードゲーム。相性が人間力を上回ることが普通に起こりうるわけだ。しかし「それすらも作戦の内だった」という構造。あれなら負けてもヘタレない。
- 第五巻が一つの到達点だと思う。第五巻には危うい面白さがある。実際危うかったわけだが。
- 第五巻におけるアメリカVSフランスは何かがおかしい。いや全部がおかしい。ネットデュエルというある種の歪みが頂点に達した瞬間だと思う。でもスッゲー面白い。
- 第六巻以降:序盤からデュエルに直接関係ない伏線を張ることで、デュエルを盛り上げたはいいが、終盤伏線を回収する為にデュエルができないというジレンマ。
- ネタ切れのことも考えるとそっちに流れてしまう気持ちはわからないでもないが、周縁はそれ自体ではただの周縁。核を捨てられるほどのパワーはない。
- そもそも伏線回収には「作品を維持する」という消極的な部分がある。積極的に破壊しようとしていない以上、それまでのデュエル中心世界を超えることはできない。
- デュエルという不自然な競技を盛り上げるには相当のエネルギーが必要であり、従ってそのためにでっち上げた設定が後で重荷になりやすいのかもしれない。
- 「遊☆戯☆王」って結構偉かったのかもな。特に最終回とかさ。デュエルで全部語りやがったよ。
- オイオイ違う話になってるぞ。
- そうだなー纏めると…痛い一歩手前ぐらいが一番面白いとかでいいんじゃないの(投槍)。