近況をダラダラと。

皮肉なもんだな。帰省した途端コレのアイディアが5つ程閃いた。それもどれ一つとしてまともじゃない(筈の)デッキ群。せっかく暇だったのに残念な事だ。とはいっても既に下書きは作っておいたから一端下宿に戻る二月末にでも完成させるとしよう。

で、近況なんだが、暇なんで図書館から借りた本を読んでいる。『両性具有/パトリックグライユ』『変身・断食芸人/カフカ』『闘蟋/瀬川千秋』『うその言語学/ハラルト・ヴァインリヒ』『無意識の植民地主義/野村浩也』…途中まで読んだが今のところかなりいい感じだ。僕が図書館から借りる本は原則として直感オンリーで選んでいるのだが、どうやらその直感が冴えてきたらしい。いいことだ。『両性具有』と『変身』は既に読み終えているので、気が向いたら適当にレビューしようと思っている…がもしかすると『闘蟋』が先になるかもしれない。あれは凄く面白い。何なんだあの生物版クラッシュギアのような世界は。あんなもんが現実にあるとでもいうのか。

しかし今手に入れてもっとも嬉しいのはコレだったりする。


デュエルファイター刃 (5) (Hobby Japan comics)

デュエルファイター刃 (5) (Hobby Japan comics)

遂に5巻を手に入れた。まさか普通の古本屋に置いてあるとは。ビバ故郷。おかげで105円で買えちまったよ。105円。ドイツの電撃戦が炸裂する3巻や世界大会中に何故かヒロインがさらわれる4巻がなかったのは残念だが、流石にそれは贅沢と言うものだろう。何せ5巻なのだ。6巻や7巻(最終巻)はデュエルしなくなって一挙につまらなくなったことを考えれば、この5巻が手に入ったのは天恵というべきだろう。だって5巻だぜ!アメリカVSフランスの頂上決戦が収録されてんだぜ!

アメリカ最強のデュエルファイター『鉄槌の』ジョセフィン=Y=ハマーVSフランス最強のデュエルファイター『黒い聖乙女マルセイユフランシスカ

字面からして何かがおかしいこの頂上決戦。フランシスカ嬢はテニスの幸村精市ばりに重病を煩っているにも拘らず強行出場。だが相手はアメリカ最強。弱弱しいプレイングでじりじり追い詰められたフランシスカ嬢は遂に病に倒れ勝敗は決しようとしていた。だがその時だった。天空から電波が降り注ぎ覚醒するフランシスカ嬢。開放される巨大なオーラと堕天使の如き黒い羽根…そして鬼気迫るプレイング。世界大会予選で日本のポイントゲッター・泉シュンに完勝した『鉄槌の』ジョセフィンを圧倒するその姿にはもはや一発キャラの面影はなかった。そう、誰がどう見ても一発キャラだったのに。一体何なんだあの狂女は。瑞貴嬢やくるみ嬢でも勝てないよ*1緋沼アキラ以外の誰が勝てるっていうんだ。

そうかしら?「契りを結べ!!汝その手に「土地」あらばこの罰を受けよ!!血の誓い(ブラッディオース)』!!」
痛いでしょ?でもね まだ少しかかるのよ あなたが負けるまで!

なんでこの作品は、僕にこんなにも幸せな笑いを提供してくれるのだろう。正直なところ何が面白いのかよくわからないのだが、凄く面白い。ホントなんでなんだろう。

*1:なんとなくだけど。ありていな言い方をすると殺気が違う(笑)。