フィニッシュのシーンが美し過ぎると思う。

え?更新?無茶言うな。今テニス関連の文章を(ボツネタ再利用も含めて)アレコレするので忙しいんだよ…と言いたいところだが、実はそろそろ単調作業に飽きてきたところなんで軽く更新。とりあえずコレなんかどう?たまたま見つけたんだけど(2分50秒)。


色々あるがとりあえずタイトルが素晴らし過ぎると思う。直訳すると『レイ君の最期』。このAMVを作った人はよくわかっている。このバトルの本質をついた実にいいタイトルだといえるだろう。

ついでだから話しとくけどこのカイVSレイは世界大会でも二番目くらいに熱い戦いだった。何が素晴らしいかって、攻守がめまぐるしく移り変わりながら最終的にはカイ君の勝利に落ち着く、それまでのスピーディな過程が素晴らしい。


レイ君、仲間からミサンガを貰って試合に臨む(1000ポイント)

レイ君、柱を利用したアクロバティックな攻勢をかける(1000ポイント)

カイ君、反撃とばかりに片っ端から柱をぶっ壊す(1000ポイント)

カイ君、『フレイジングギグス』を発動する(5000ポイント)

レイ君、返しで『ガトリングクロー』を発動する(4500ポイント)

カイ君、レイ君からダウン(重)を奪う*1(5000ポイント)

レイ君、仲間の思いに応えて立ち上がる(3000ポイント)

レイ君、仲間の思いを背に超高速アタック(3000ポイント)

レイ君、カイ君からダウン(軽)を奪う(2500ポイント)

カイ君、『パワーマフラー』を外す(3000ポイント)

カイ君、ロシアの大雪原で単身大岩をぶった切る回想シーン(5000ポイント)

レイ君、爆肉鋼体を発動しパワーアップ(4000ポイント)

レイ君、超奥義『ガトリングクローマキシマム』を発動する(9000ポイント)

カイ君、超高速の『ガトリングクローマキシマム』を肉眼で見切る(3000ポイント)

カイ君、超奥義『フレイジングギグステンペスト』を発動、身体から羽根を飛ばしてドライガーを絡めとり、ミサンガごと相手ベイを吹き飛ばす(10000ポイント)

32000ポイントVS28000ポイントでカイ君勝利
まあ、ポイントは適当だけど要はこんな感じ。つまりベイブレードにだってちゃんと理があるわけだ。『どっちがより強そうか』という理が。端的に言って、幾ら「百虎族最強のブレーダーが仲間の思いを背にダウンから立ち上がり、ドーピングを果たして超高速アタックを仕掛け」たとしても、「ライバルとの決着をつける為だけに母国である日本を捨て単身ロシアに赴き、ロシアの大雪原で重り入りのマフラーを装着した状態から大岩を粉砕するといった修行を成し遂げ、超高速を肉眼で見切る視力と身体から羽根を飛ばす能力を身につけ」た変態には勝てないだろうって話だ。とはいえ其処に至るまでのプロセスが、あれで中々難しいようだ。作品の受け手を飽きさせないように、試合展開を二転三転させながらも最終的には優劣を明確にする…このプロセスが大変なんだ。多分。

*1:後期のベイブレードはダウンを奪ってからが真の闘いである。