ロットンさん、貴方が悪のガンマンとしてダイナマイトを投げつけて遊星との決闘を中断に持ち込んだこと……一歩も劣らぬその1キル力……見下ろすような 視点で申し訳ない発言ではありますが そこは評価に値します。しかし、貴方が超えたその一線は 既にピラミスが1ヶ月前に通過したものなのですよ。
 貴方はそのクラッシュタウン篇のラスボスとしてのキャラクター上、主人公相手に一ターンで勝負を決めるということはありえない。だから、ちょっと都合のいいオリカを用意されたら、ガトリング・オーガどうこうでどうにもできない可能性が強いんです。――もちろん、ピラミスは貴方を敵視して《ダイナマイト》を先に使ったわけではない、ディムズディルに対抗するための当然の武装です。しかし、このような形に対応したことはありますか? もしくは、自分がピラミタルシャッフルを構築してこのようなパーツを組み込んだ実戦をしたことがありますか? ……否、でしょうね。貴方には徹底的にピラミッドパワーがない。言うなれば、このようなことをするほどの権力はないのですから。
 常に一発芸を求めて超次元的でマクロな視野を持つピラミス達『決闘十字軍』と、瞬間瞬間の出番を見定めてその状況下に都合の良いオリカデッキを選択する短期的でミクロな視野を持つ貴方のような『使い捨てのラスボス』。どちらが格上かなんて明白すぎて議論にもなりませんが、これだけは言えます。ロットンタウンは さすがにイタイでしょう? by 異次元竜聖骸骨

返信内容を迷ったのと病気がしゃれにならないレベルで気がのらなかったので遅れました。お詫びします。それで返信ですが、現在遊戯王5D’sを真剣に愛している上に拙作についても人並み程度には愛している今の身の上では非常にリアクションしづらい、相変わらずの聖節という感じですがそうだなあ。ロットンは小者な部分も含めて計算された実にいいシーズンボスだったと思う。「できる小者」というのは思いの外書くのが難しい。それ以前にクラッシュタウン編自体が非常に計算された秀逸なエピソード。決して単発ネタの爆発力だけじゃない。最初は無力なピーチ姫として扱うとみせ、その実百眼龍も地縛神もハイセンスな服もハーモニカも、そしてデッキさえも持たない状態からの復活劇が―年を越えて―描かれた鬼柳京介。そしてそのリーダーの芸風を100%理解、最後までフォローに徹したイケメンの鏡のような遊星さん。ひょっこり現れるクロウとジャック……。

鬼柳といい遊星といいロットンといい「1キル」という一般に「萎える」とされる要素を徹底して用い「俺の方が手札を捨てるのが早かったな」「ワンターンスリーキルwithポンチョ」「ガトリングオーガ」「1キルされてからが本番」「リアリストとデュエリスト」といったアンサーを弾き出したその手腕は賞賛されてしかるべきだと思います。満足は姿勢なんだよ。闘う姿勢なんだよ……。

それはそれとしてまたいつか小説書くのでそんときはまたよろぴく