あらすじ：とうとう御節介魔人の親戚まででてきてこれはもう新世紀カードゲームフォーミュラ路線まっしぐらだと誰もが確信するところ、ふと気がつくと遊星さんはクラッシュタウンなる近未来どころかウェスタンな世界に超Ｃジャンプを果たしていたでござる。そしてそこにはなんと『１クールのレギュラーより１話の伝説』鬼柳京介。鬼柳さんは長髪をなびかせハーモニカを吹き（自己ＢＧＭ）誰もが一目でわかるレベルで病気を悪化させていたでござる。これはいかんという大義名分の下、遊星さんはハイセンスなポンチョに身を包み東国原に自分から決闘を売りつけながら『だが俺はレアだぜ』と明らかにウキウキしていたのでござる。そして二人は決闘に臨むのでありますが鬼柳さん曰く『決闘は何もしてくれない』。結果、決闘でなにがどうなるでもなく遊星さんはなぜか鬼柳さんごと鉱山につれていかれたのでござる。しかし過去にも収容所で電撃を浴び続けた遊星さんがこの程度で満足するはずもなく『おまえにこんなところで満足されてたまるか』とばかりに鬼柳さんを凹り脱走したのでござるが色々ある内にはぐれ、ひょんなことから鬼柳さんはニコとウエストの父さんを助けることになったのでござるが色々ある内に―『死闘のライディングトロッコ』―『この俺の……鬼柳京介の生きざまをな！』―『んなトラップ蹴散らしてやるぜ！』―『リアルダイナマイトウォール』―『この決闘盤まだ生きてる』―『俺を……満足させてくれよォ！』―色々ある内に鬼柳さんを助ける話でもニコとウエストの父さんを助ける話でもなくニコとウエストを助けてクラッシュタウンに満足を取り戻す話になったのでござる。にんにん。
遊星さん答えて曰く「ロットン、おまえがいる限りこの街に満足は訪れない！」。あの、すいません、ロットンが貴方と出会ったのはほんの数時間前で、ロットンがクラッシュタウンを乗っ取ったのもほんの数時間前のような気がするのですがなんですかその「最高の相棒である鬼柳とともに街を長年支配してきた不倶戴天の宿敵と決着をつける」みたいなノリは。いい加減にしてください。鬼柳さん貴方も貴方で死神に戻るとかいつ貴方が死神と呼ばれてたんですか。ライフゼロで立ちあがることを当然の芸風みたいに……
次回『サティスファクション』―俺達の満足はこれからだ―
おまえら大好きだ！
