今週の範馬刃牙

「ピクル内に強力なジャガったを内蔵している。間合いに入ったら躊躇なくジャガったを使用するだろう」
ザ‥‥
「間合いに‥‥入った! 来るッ!」
「来い」
「来いッ」
「なぜ来ないッッ」
「来れば動くッッ 即ッッ」
「どれほどタメにタメようが」
「どんなロジックを使用おうが‥‥」
「板垣読者のわたしが考えうる最悪の事態を全て受け入れる」
「ピクル超回復か」!?
「本部以蔵の解説か?」
「『実は効いていませんでした』か!?」
範馬勇次郎の乱入か!?」
「ッッ来いッッ!!!」
ぺらっ*1
「ちェいいいいいッッ!!」
すーすー‥‥(ピクル爆睡)
「これが‥‥これが男の漫画と呼べるのか」

 99%やるとは思っていた。ページを捲る時はホラー映画を見る心境だった。そう、やるとは思っていた。だがしかしまさか‥‥。「起き上がるかと思っていたところ実際は寝てた」。その意表のつき方を誰が喜ぶというのだろうか。いやむしろ今週のチャンピオン爆砕率を引き上げたとさえ思えるこの蛮行。真面目に読んでいた数少ない特攻隊員は今頃慟哭の涙を流しているに違いない。

「男の漫画じゃねえッ! 範馬の血 リアルシャドー 挙句に爆睡‥‥これはファイト・コミックじゃない!」
「ファイト・コミック‥‥って‥‥どういうのがファイト・コミックなんだ? なぁ・・・教えてくれよファイト・コミック」
「‥‥もしここで私と君がファイトになり私がコスモを解放してギャラクシアン・エクスプロージョンを放ったらどうだ」
「‥‥え? 使えばいいじゃないか勝つためにGEが必要なのなら迷わず使うべきだ」
「君らはカン違いしている 私は漫画家ではない。賞を目指したり名声を欲したりしてるワケではない。私だけが知っていればよいことだ‥‥私の最強をね」
「板垣にとって‥‥最強とは?」
「打ち切られぬことさ」
「しかし君は打ち切りを知りたがっている」
「打ち切りを満喫する最良の方法は斜め下を行き尽した末に連載を奪い去られること。しかしそれは今日もかなわなかった。板垣読者はホントに甘い‥‥クックックックックッ」
「‥‥私がもし秋田書店の人事権を持っていたなら君に向けて打ち切りを宣告したいところだよ」

*1:最後から数えて3番目のページが捲られる音