WEB拍手って忘れる時は忘れるよな、と自己弁護

記憶:64回分くらいの拍手が1〜2週間前ぐらいに来てたんだ。

 いかんいかん。やたら情熱的な情熱を感じたもんだから、どう対応しようかと後で考えるつもりで、ちょっと触れた後そのまま放置してたらそのまますっかり忘れてたわ。ごめんごめん。えぇっと確か……


 僕の記憶が確かなら、なんでそんなに自由に書けるのかとかおっしゃってましたよね。答えを述べると「そもそも全然自由じゃない」。不自由ですよ、本当に。あまりに少ない知識。あまりに少ない経験。あまりに少ない知恵。これらの、少ない材料からでもどうにか人目に晒せるものができないか。要は、安手の創作料理みたいな文章なんですね、僕のは。読み返すと死にたくなります。連載とて、イベントの10に8つは空虚なわけで、しかもその空虚を呼んだのは、思い切って誰にも見向きもされないような文章を書ききれなかった自分自身であるという。一例を挙げれば、「保険」として入れた部分ばかりがウケる、「保険」とわかって尚それに頼ってしまう自分、と。因みに「保険」というのは、「本当は面白くもなんともないんだけど、惰性で近寄ってくれる人達向けのお約束」。もっともわかりやすい具体例はグレファーとかその辺。或いは、ウケそうなところでしかウケを取れない。ウケるものがウケるなんて普通じゃないですか。ウケんものでウケを捻じ込むから楽しいんじゃないですか。しかし僕には右から左にそうできるだけの力もない。不自由ですよ、僕は。大体が、本当に自由自在ならめた壷で、人の作品を利用*1するのがもっとも合理的な手段であるとは結論づけなかった筈です。僕のやりたいことを多少たりとも実現する為にはそれ以外に手はなかったんですが、もっと力があればそもそもその必要はなかった。こんな感じで、現在不自由。或いは、将来に向かって自由であろうとすることは一種の貧弱さにも繋がるので子供は真似すんな、と。えーと、こんなもんでいいすか? なにしろ64回分の遅参なので、一応それなりにダラダラ書いたつもりなんですけど。拍手有難うございます。

*1:敢えて人聞きの悪い書き方。人が言ってたらSATUGAIするけど自分で言うのは無問題。