村中捨長「オレは許せない」 「KY」現象に批判噴出

 「KY」という言葉がメディアでも頻繁に使われている昨今だが、一方で「KY」という言葉に批判的な意見も噴出している。人気ブロガー・村中捨長さん(22)が「KYって言葉、オレは許せない」と述べるなど、「KY」への風当たりは強い。

108ちゃんねるでも「見直した」といった書き込みが相次ぐ

村中捨長さんは「KYって言葉、オレは許せない」と遊戯王wikiに対して述べた。「KY」とは、「決闘用語の基礎知識2008」(自由闘民社)によれば「カードテキストを読め」の略。メディアなどではもっぱら「カードテキストが読めない」の略として使われている。最近の例では、遊城十代がダークネスとの決闘中にユベルにはわかってたカードテキストがわからなかった事例を指して「KY」、カードテキスト不備問題の全面解決が困難な状況になっていることについてコナミが「調整中は大げさなものでない」と発言したことが「KY」、といった具合に各種メディアで評されている。

 この「KY」現象にあわせるように、決闘新聞では「'08年顔 カードテキスト読んだ?」というインタビュー記事の特集が組まれている。2008年3月29日のこの特集には、人気ブロガー・村中捨長さんが登場。08年にテレビや映画、舞台での活躍ぶりに言及された後に、

「KY(カードテキスト読め)って言葉、オレは許せない。どこまで知的レベルを落とせばいいんだ、この国は、って思います。オレだってデュエル小説のルールダメですけど、でも自分の中で良い悪いの基準はちゃんとつくっているつもりだから」という村中さんの言葉が紹介されている。

 この発言はインターネット上の巨大掲示板108ちゃんねるを中心に大きな反響を呼んでおり、「村中よく言った!」「見直した」「俺も、カードテキスト読みたくない!」「むしろルールがわからない!」「ずっと俺のターンで通したい!」といった賛意を示すような書き込みが相次いでいる。どうやら、「KY」という言葉がデュエル・メディアで頻繁に使われることに違和感を感じていた人が実は多かったようなのだ。


 原文は2007年な。実に時代遅れだが、思いついたのでやった。因みに僕は、KYって言葉の意味が、かなり後になるまで本気でわからなかったタイプの人間だよ。どうでもいいけどさ。元になった記事の後半部分の引用とかは、それ自体が微妙に胡散臭くないかな。若者言葉の出現自体がその場のノリだからなぁ。どうも胡散くさい。そんなもんで一々こんな、極端な論を展開するのは、それはそれでノリで言ってるんじゃないかなぁ。ああいうの見ると頭痛くなる性質だから、気持ちはわりとわかるんだけど。気持ちは。だけど、元々この国が空気を壊す事に対しておっくうな国だったことは前提として触れておくべきなんじゃないかな。或いは、目線で空気読めっていうか一言KYっていうかの違いとか。中盤以降、ただ若者が言うことと、それをメディアがやることとの区別が曖昧になってる、とか。これさぁ、時期が時期で、やろうと思えばさ。「虚構で塗り固めた共通前提に依存しきることにより極端から触れることなくずっと極端なままであることに誰も気がつかない。民度の低下」とかやるやつはやるだろうしなぁ。あとどうでもいいけど、カードのスペルはCARDだよ。KEY KARD!