3期GXには本当に憧れる。


DVD借りて見てるんだけど。見てるんだけど。

何故にカオス・ソーサラーが究極完全体グレート・モスを召喚しているのか。よくよく考えなくてもすごい光景だよなこれ。どういうとりあわせなんだよ。しかも迎え撃つのは、何時の間にやらサイバー流免許皆伝を名乗ってるヘルカイザー亮。「ここは俺に任せてお前達は先に行け!」。先に行かせるのが、オブライエンという時点で激しく何かを間違っている。

「我々自身を生贄に」ってこいつらはカードゲームをなんだと思っているんだ。そしてなんで、白魔術師と黒魔術師の正体が終焉の王デミスなんだ。駄目だ。ツッコムだけで日が暮れる。「それがお前たちの正体か!」。エド君、君は一体何を言っているんだ。


「マリシャス・エッジでヴォルカニック・ハンマーに攻撃」

「!? (攻撃が逸れた!?)」

「かかったな! ヴォルカニック・デビルには隠された能力がある!」

隠された能力って、カードテキストがどうという以前の問題として、メタリカとかその辺の、磁力を操るスタンド能力にしか見えないんですけど。この辺の、無駄とも思えるスピード感が素晴らしい。カードゲーム特有の、「たるさ」を見事に克服している。大体、週を跨いでクレイマンを墓地に送ってる時点でかっこよすぎるよ。面白けりゃいいんだろっていう間違った熱意がビンビン伝わってくるぜ。ああ、面白いよ。これは面白いよ。

鎧兜に身を包み暗黒のオーラを放つ覇王に対し、銃火器型決闘盤を引っさげ、超接近戦を挑むオブライエン。こんなカードゲームが、詰まらないわけがないじゃないか! 大好きだ!