LIGHT OF DESTRUCTION雑感

新興宗教(光)

新興宗教(光)だけあって胡散臭いカードばかりです。おススメはやはり《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》。裏の効果が出た瞬間試合を諦めるぐらいの勝負度胸が要求されるカード。どうせ裏は相手を有利にするだけと割り切って捨てゲーム、表で2回攻撃を決め高笑いをする、その為だけの構築をすべきだと存じ上げます。まぁ、それやった場合、勝率が必然的に50%を軽く下回るだろうけどな。常人の運命力で考えれば。

□蛍光灯戦士

来年辺り「○○な風潮の煽りを受けて〜」とかwikiに書かれる可能性に30ペソぐらい賭けておきます。やたら(最)上級のスペックが高いのですが、これについては多少の心当たりが。何時ぞやクソ決闘小説のプロトタイプを製作した際、普通に召喚された《サイバー・ダーク・ホーン》with《ハウンド・ドラゴン》1体に蹂躙された【エンジェル・パーミッション】、アレの二の舞となることを避けようという志の表れかもしれません。足が止まった瞬間割と普通に凹られますますからね。あの辺って。

□両生類

「カエルの表面はてかてか光っている。ならば光がテーマとなっているこのパックの趣旨にも合う」という考え方は、「ブラック・ネオスにヒカリゴケを混ぜればカオスネオスになる」という考え方と大差ないと思います。如何に「闇」が遊戯王のメインっつったってさ。なんかすげぇ投槍感を感じるんだけど。

□電池

「テカテカ光る両生類」に比べればテーマ的に随分マシだと思えます。まぁ他は他で「光の新興宗教」とか「蛍光灯」なんで差はつかないだろうな、という程度の意味合いではありますが。しっかしさ。こんなんでさ。ダーク化したドラゴンやら鳳凰やら神鳥やらの対抗馬を名乗るってのもすげぇ話だと思います。まぁ、実際の運用において、1キルか或いはコンボデッキのエンジンとしての運用が真っ先に考えられる辺り、ある意味類友のような気がしなくもないですが。てか、アレですよ。同じ展開系として【ターボ促成栽培】の対抗馬にしたら面白いかもしれません。【ターボ促成栽培】を果たして何人の人間が覚えているのかがまずもって謎ですが。

オネスト

ヴォルカニック・ロケット》で永続魔法をかき集めて《降雷皇ハモン》を召喚。そして攻撃時にコレを使えば一気に5000ダメージが入る。で、《エクトプラズマー》。相手が1000ライフコストをどこかで支払っていれば多分勝てる。これを俗に【ヴォルカニック・ライトニング】と言うんだけど、実際に書いてみるとそんなに面白いもんでもないので却下した。そんな今日この頃。

《クロス・ポーター》《スペーシア・ギフト》

この破格の性能を見れば見るほどN系列はわかりやすく失敗だったんだな、と僕らは気軽に理解できるわけですな。ネオス系列は最後の最後まで徹底的に胡散臭かったですね。最近「胡散臭さ」をテーマに小説を書く機会があったんで試しに使ってみたんですけど、ホント胡散臭かった。新設定の“シンクロ”はその反省を踏まえて作られた、と考えるべきかもしれません。

D−HERO ドレッドサーヴァント》

ドレッドガイをゴミ箱に叩き込むとか、全てのダークヒーローに真っ向から喧嘩売ってるような言説に精一杯抵抗してください。大丈夫です。頑張れば何時か勝てます。プレデタ―オブドレッドノート(ただのチョップ)!

《黄金色の竹光》

蛍光塗料を塗った竹の棒から「光」を感じようと試みるのは限りなく虚しい行為だと思います。或いは、2つに折ってみたところ、中から《伝説の竹姫−KAGUYA−》が出てくるとか。能力は「相手に無理難題を押し付ける。クリアできなかった場合鈍器で殴る」。来期辺りに来るんじゃないかな。

《黄金の天道虫》

漫画版のメダロット……アレはカブトムシだっけ。コミックボンボン休刊しちゃったよな。

《雲魔物−ストーム・ドラゴン》

お前なにしに出てきた。

《Dragoon D−END》

コントロールのフィニッシャー向きの能力を有しながら、その召喚方法が「1キル上等・手札消費上等」な融合召喚である時点で、コイツの未来は8割がた決まったと思います。とはいえ、モグラも帝もダムドも出さないファンデッキ相手にこれを出せば一種の万能感に浸れる、とは思います。因みに、カードゲームに不必要なまでの万能感をガチレベルで体現したのが、かってのMTG最強生物《変異種》です。使ってて思いましたが、アレは本当に外道。いや、どっちかっていうと《マスティコア》の方が近いのかな。アレも手札を食うんだが……パーミッションにおいて平気で使われていたな。まぁ、6ターン目にカードを5〜6枚引けるデッキに常識は通用しないと見るべきか、あるいはそれを差し引いてもあの魔獣は強かった、か。