ガンダム00

傷一つどころか泥一つ、はては泥試合やってる前線の敵兵士の疲労描写すらない呑気な持久戦をやっていた、最新技術の使い道を絶望的に間違えた作劇をやっていたのをたまたま目の当たりにした時は、典型的なクソ作品かと思ってたんだけど、18、19を見る限りでは面白い作品であるような気がしないでもない今日この頃。頑固者には頑固者なりの、矛盾者には矛盾者なりの、キチガイにはキチガイなりの論理がある。大切なのはその設定を如何に応用しつつ一貫させるかだ、というのは悪くない。てか戦闘が何気に熱いんだけど。トールギスのブースターを無理矢理取りつけたエアリーズでガンダムを倒す阿修羅を超えた存在、グラハム=エーカーとか、連携攻撃を見せるナイフ芸人&パージ芸人とか。これが一瞬の輝きでないのなら1話から早回しで見直すのも合間の暇つぶしとしてはそう悪くないんだ、が。そこまで不快な人はいなさそうだし、さ。