双頭の龍

 某23番目のアルカナといい、某ユベル第2形態といい、“破滅の光”を浴びて誕生するカードからは、某デビルガンダムばりのツイン・ドラゴン・ヘッド(略称TDH)が生えてくるらしいが、どうもその力には眉唾物の疑いがある。某《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》は、《ザ・マテリアル・ロード》、《ザ・スピリチアル・ロード》、《ザ・ヘブンズ・ロード》を墓地に送ってようやく生まれでた割りには能力が後ろ向き……なだけならまだしも、カード回収後のタイムラグや効果無効時の相手側1ドローなど「お前は本当に勝つ気があるのか」と思わず突っ込みたくなる素敵仕様。一方、某《ユベル−Das Abscheulich Ritter》は、それと比べると「自壊デメリット消滅」「コスト付きの除去搭載」など幾分マシであるが、「相手の攻撃を薔薇障壁ではね返す」が唯一無二の攻撃手段である以上、ツイン・ドラゴン・ヘッドをわざわざ生やした意味が無い。 本当に大丈夫なのか破滅の光。何時か動作不良とかで訴えられるんじゃないかこれ。