遊戯王GX第154話

 やっぱ下降線だなぁ。『何が?』って言われると言葉に窮するが、緩やかに下降線。代用モンスターを用いたレインボーネオスの召喚とか今更姑息な手に頼った辺りも下降線。幻といわれたレインボードラゴンと宇宙から来たネオスの融合体であるレインボーネオスが十代の融合デッキに普通に存在する時点でわりと理不尽なんだから、だったらもう割り切って、ヨハンから受け取ったレインボードラゴンを普通に手札に引き入れてからの手札融合でもよかったんじゃないかと思うんだ。つっても、ここら辺は実は大した問題ではないのかもしれない。無茶を異常で正当化する気概が消えつつあるというか。安定収束に向かっているというか。


 やはり136〜150まで、或いは151話までが面白過ぎたのかなぁ。*1色々消化すべき細かいしがらみがあまりに多過ぎる為に、肝心の決闘のテンポもあんまよくない。NとE2つを切り盛りしてる弊害がここにきてもろに出たというか。お前何回NとEをバッテリーチェンジしてんだと。覇王の力≒チェンジの力になってるぞオイ。

追記:異常なまでに引きがいいことで知られるあの遊城十代ならば、E・HEROE-HEROネオスペーシアンのトリプルハイブリッドデッキぐらい使いこなせたと思うんだ。どうせ長々決闘をやるのなら、鎧を着たり脱いだりを繰り返せばよかったと思うんだ。2個でグダグダなら3個目を突っ込ませろとばかりに投入しても良かったと思うんだ。例え、どこからともなく覇王アーマーwith暗黒オーラを質量無視して出したとしても、オーラの放出や霊体ドローまでやってのけたあのジム=クロコダイル=クックの前例があるんだ。今更誰も文句言わなかったと思うんだけどなぁ。

*1:予想通りといえば予想通りではある。