『テニスの王子様』とは…

「手塚ゾーンでボールを外に出せばいい」という所謂漫画展開上の「タブー」と思われていた事象を単なる「タブー」として放置するだけでは飽き足らず、敢えて「手塚ゾーンでボールを外に出せな」い理由を意外なほど合理的*1に説明した…にも拘らず、敢えて「手塚ゾーンでボールを外に出し」た許斐剛。これが純度100%混じりっけ無しの『テニスの王子様』…の姿である。

*1:「漫画文法上騙されたくなる」とかそういう次元における合理性。