ダークモンスター
「ダーク化して効果が別物になった」「元となったモンスターと共通点がない」というのは、微妙に間抜けなものの言い方だと思う。てかね。ジャンプ漫画的な意味なら最初から別物に決まってんだろうが。大昔の疾風の暗黒騎士やら翻弄するエルフの剣士じゃねーんだからよ。最早単純な意味での、縦ラインの上位互換シリーズとかあのレベルをベースにでるわけねーだろ。*1頭を捻れ頭を。そうすりゃ別物として見える一方、承継したものもまた見えてくる。「ダーク化」のコンセプトが見えてくる。カードパワーしか見ていないんじゃ下手すると気がつけてないかもしれないが、ダーク化する前と後では、ちゃんと共通点があるんだよ。でもって、当方としては《ダーク・アームド・ドラゴン》がダーク系統の中で最も納得し難いかな。あ、一応言って置くけどカードパワーのことじゃないよ。僕が言っているのはカードコンセプトのことな。
- ノーマルホルス…直接的な魔法封じ
- ダークホルス…間接的な魔法牽制
- ノーマルクリエイター…生者を死者と交換
- ダーククリエイター…死者で死者を蘇らす
- ノーマルレインボー…宝玉7種。テクニカル
- レインボーダーク…闇属性7種。パワー重視
- ノーマルネフティス…墓地から蘇生。大嵐。
- ダークネフティス…墓地から生誕。サイクロン。
- ノーマルシムルグ…セット促進
- ダーク・シムルグ…セット抑制*2
ダーク・グレファーは元々がバニラだったので比較しようがない。よってこの話においては華麗に無視するが、基本的に、個々のダークモンスターと元になったモンスターとの間には、類比或いは対比といった概念的な相似が見られる(※「対比」ってのは共通点がなければできないんだよ)。実に分かりやすい。だが、ダーク・アームドだけはようわからん。「手札の代わりに墓地を弾丸としたジェノサイド能力を持っている」とかでいいんか?アレ。なんかアレだけ妙に歪んでるんだけど、コナミ上層部からの指令かなんかがあったんかね。